はなまるGV
私達はなまるGVは、常夏の国スリランカにて2019年3月15 日から2019年3月29日の14日間住居支援ボランティアを行いました。発展途上国でのボランティアは楽しい事ばかりではありません。トイレは当たり前に水が流れるわけではないし、飲み水だって気をつけないといけません。「なぜ僕たちは言葉も文化もわからない土地でボランティアをするのか?」これからボランティアを始めようとしてる人の背中を押す記事になればと思います。
WORK 1
私たちは合計8日ワークをしたのですが最初の3日ほどは基礎のための穴掘りと石運びを行いました!この作業が全てのワークの中で一番大変でした😖でも石を渡す時にコミュニケーションが取れるのと、みんなでやる一体感が楽しかったです😆31度を超える暑さの中慣れない作業をしてめちゃくちゃ汗をかきました!
休憩時間には毎日ホームオーナーのリスボーンさんが紅茶を淹れてくれて、おやつにバナナとスナック菓子を用意してくれました。さすが紅茶の名産地。美味しかったな〜!
WORK 2
基礎づくりのための穴掘りが終わったらそこにコンクリートと石を入れ基礎はあらかた完成です。
次は鉄筋コンクリートのための鉄筋を組んでいきます!鉄筋は定められた長さにカットし、右の写真のように二人一組で曲げていきます!最初は難しいのですが一日中やっていると機械みたいに同じ形に鉄筋を曲げられるようになってました!途中現場で指示出しを行っている大学生のシェーンが居なくて、どこに行ったのだろうと思っていたら全員分アイスを買ってきてくれてました🥺
真夏のスリランカで食べるアイスは格別でした🥺
WORK 3
次はレンガとモルタルで壁を作っていきます。まず現場に運ばれてきたレンガを皆でそれぞれのところに運ぶのですがこれがなかなかの重労働...😅でもバケツリレーでみんなで声を掛け合いながら頑張りました!疲れたら列から抜けて各自休憩😌熱い土地なので疲れを感じたらすぐ水分補給をするようにしてました。
レンガ壁作りは最初は難しかったのですが現地のワーカーさんたちに教えてもらって作業を行いました!写真5枚目は仲良くなったワーカーのイニシャンテです。
休憩時間
ワーク地で行う15分程度の休憩の他に近くの小学校でのお昼休憩が毎日ありました。昼休みは現地の女の子とダンスをしたり、スリランカで盛んなスポーツであるクリケットをしたりしました。シェーンはクリケットがすごい好きみたいで私たちがワークで疲れてクタクタになっていても「クリケットするぞ!」とよく誘ってくれました笑
お昼ご飯はカレーがでることが多かったです。現地のカレーはサラサラでオレンジだったり黄色だったりすることが多く、私たちのために辛くないものを作ってくれました!
Fare well
最後のワークが終わるとFare well(お別れ会)でした。写真一枚目は特に仲良くなったシェーンです。シェーンは大学で都市計画を学ぶ学生で、現場には大学の研修で行っていました。「最初は辛くて、この授業を取るのをやめようかと思っていた。でも君たちと出会って、だんだん楽しくなってきた。君たちとの思い出は貴重で、他のチームに自慢したりする。僕は君たちを忘れない。」フェアウェルの時に言われたこの言葉がとても印象に残っています。
「私たちはなぜボランティアをするのか?」GVに行く前はこの問いに対して明確な答えは出せませんでした。でも、自分のしたことで国も文化も言葉も異なる人が笑ってくれる。それだけのことがとても嬉しくて、現地の人たちの笑顔が私たちがボランティアを行う理由の一つになっていることは間違いありません。
CA(Cultural Activity)
CAは簡単に言うと観光です!ワークが休みの日は私たちは象のいるサファリに行ったり、世界遺産のシーギリヤロックに行ったりしました😆初めてジープに乗ってサファリに行き、間近で象を見れてとても楽しかったです!世界遺産のシーギリヤロックは以前お城があった遺跡でスリランカの歴史も同時に学べました。お寺では、スリランカの寺院は裸足にならなければいけなかったり、過度な露出は禁止であったり日本とは異なる文化に触れることができました。どこも日本とはまるで違くて、刺激的で楽しかったです!
最後に
みなさん、スリランカという国についてどの程度ご存じですか?インドの下、紅茶の産地、首都の名前が長い国!わたしもスリランカ派遣が決まった当初はスリランカについてほとんど無知でした。そこからわたしはスリランカについて調べ始め、暑い国、世界遺産のシギリヤロック、カレーが主食、仏教の国、シンハラ語とタミル語など、たくさんのことを知りました。しかし実際に足を運んでみると日差しは暑いけど日陰は涼しい、シギリヤロックは高そうにみえて意外とすぐにのぼれる、ご飯は美味しい!空と海が綺麗!現地の人はみんな明るくてフレンドリー!などガイドブックにはのっていないスリランカの魅力を知ることが出来ました。他の金銭的支援とはちがい現地に足を運び自らの手で支援をするGVの魅力はここにあると思います。現地の人とコミュニケーションをとり途上国の現状を肌で感じられるGVにあなたも参加してみませんか?
リーダー 宮本花