にてぃGV
私たちLUZは、2024年3月2日から11日までフィリピンはヴェレンズエラにて住居建築活動(Global Village Program)(以下、GV)を行ってきました。
コロナ禍後、初の単独GVだったのでたくさんの苦労や困難があったGVでした。
GVでは、住居建築を行うwork、地域の景観や特色を学ぶCA、現地コミュニティを訪問するコミュニティ訪問に分かれています。
今回のGVではWork5日、CAは2日、コミュニティ訪問を1日行いました。
WORK1
ワーク地はホテルから車で1時間の場所にあり、そこで計5日間に渡って作業を行いました。
今回のGVでは集合住宅の集落の建築が目的のため各大学からリレー形式で建築が行われていました。
建設地はもとは森林だったこともあり、最初は土砂の運搬や埋め立てなどしました。
WORK2
土砂の運搬を終えた後は、溶接や木材の加工、コンクリートつくりを行いました。
日本ではなかなかできない作業をすることができ、とても貴重な体験になりました。
現地では足りないものを自作したり代用品をにみつけたりと創意工夫がみられていました。
WORK3
4日目、5日目でメインである集合住宅の建築を行いました。
家は鉄筋コンクリート造で今回は2階床部分の建築を手伝いました。
不安定な足場の上での木こりやくぎ打ちが想像以上に大変でした。
最終日には床が完成したので達成感を得ることができました。
COMMUNITY VISIT
コミュニティ訪問では、マニラ郊外にある塀で囲まれた集落にお邪魔しました。
現地の人からこの集落の歴史や成り立ち、現状を教えてもらうことができました。この集落で学校に通うことができない子供が多くいることを知り、感傷的な気持ちになりました。
お話を聞いた後は、集落内を回ったり住民と交流したりしました。
CULTURAL ACTIVITY
Cultural Activity(観光)では、フィリピンの教会やマーケットに訪れました。フィリピンの歴史に触れるとともに、ワークでの疲れを取る休息の意味もありました。
日本とは異なる文化や習慣があり、様々なカルチャーショックがありました。
フィリピンでのベニスグランドキャナルモールでは、ヴェネチアを模した内装をしていたため、フィリピンでイタリア気分を味わえました。
FAREWELL
フェアウェルでは、今回のGVを助けてくれた現地スタッフやドライバーさんたちに楽しんでもらうため、また、日本の文化を知ってもらうことを目的としていました。
日本の文化であるあやとりを教えることができたり合唱を披露したりすることができました。
また、現地の人からサプライズがあり、楽しい1日を過ごすことができました。
GVを振り返って
今回のGVはコロナ禍後、LUZ初の単独でのGV でした。
今まで積み重ねたものがなくなり、0からのリスタートでたくさんの衝突や困難がありました。
でもGVを通して現地の人だけではなく、仲間との距離もぐっと縮まったように感じました。海外という異国の地で1つの目標に向かって進むことで、やっとチームになれたのかなと思います。
少しでもGVに興味を持てたなら、ぜひ行ってください。
きっと人のやさしさに包まれた10日間を過ごせるはずです。
(文責:筑波大学2年 落合一翔)
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